京都済生会病院は、貞明皇后（大正天皇皇后）の下賜により1929年（昭和4年）京都府京都市に開設された由緒ある病院です。1983年（昭和58年）、当時総合病院のなかった長岡京市の要請により移転、以来地域の中核医療機関として尽力されています。
病院の理念に「思いやりの心 質の高い医療 明るい職場 ～医療を通して地域に貢献～」を掲げ、常に患者様本位の良質で安全・適切な医療の提供をめざしておられます。
2022年（令和4年）6月、交通アクセスのより良い現在の地に新築移転（26診療科、病床数288床）されました。
当社は病院様が長岡京市に移転されて以来、一貫して給食業務を受託しており、30名のスタッフで1日当たり約200食をご提供しています。
病院7階にある厨房には最新の機器が導入されており、熱源も電気とガスを併用することで、災害発生時に電源が止まった場合でも給食提供を可能としています。またニュークックチルシステムを導入しているため、調理済み食品の長時間保存も可能です。
病院側栄養士様とも密接に連携し、入院患者様の詳細な情報を共有した上で、個々の病態や嗜好に配慮した調理を行っております。また安全で安心な食事サービス提供実現に向けて、衛生管理にも十分な対策を施しており、コンピューターによる室温管理の他、交差汚染が発生しないよう厨房内の調理スペースはもちろん、洗浄室や食材保管庫に至るまで、明確な作業導線を設けています。