事業所責任者 interview
事業所責任者 谷 周二総料理長に聞く
和製「オーベルジュ・
クリニック」を
めざして!
受託当初、クリニックからは「衛生など“安全”は当然のこと。とにかく最高においしい食事提供の実現を第一に考えてほしい」との強いご要望をいただきました。なぜなら、当クリニックが日本で唯一無二の「オーベルジュ・クリニック(宿泊施設付きのレストランのようなサービス提供可能な病院)」をめざしていたからです。そこで院長の理解を得て、和食料理人、ブーランジェ(パン職人)等も加えたこれまでにない新体制を作り、医療分野でのお食事としては実現困難と言える、ハイスペックな献立の提供が実現可能となりました。おかげさまで、「つばきの食事はおいしい」という評価が妊産婦様を中心に広まり、今では県外から入院を希望される方も多いと伺っています。
つばきウイメンズクリニック様は「毎日お祝い膳」との食事提供方針を掲げています。これは単に贅沢なお食事を、ということではなく、お産で使った多くのエネルギーや栄養を楽しく摂取してもらうためです。院長からも特に産後の食事は栄養、カロリーともに多めで、という指示が出ています。ですから1食8-9品、4000cal/日の食事内容でお出しすることも珍しくありません。さらに、午後3時のおやつ、食後のデザートもご提供しています。
これからも当社の企業理念「喫食者の身内のつもりになって」を心に刻みつつ、クリニック様と手を携えながら、日本一のオーベルジュ・クリニックとなるよう、最高においしい、お食事を提供し続けたいと思います。