BCPのレジリエンス認証とは

「レジリエンス認証」とは、政府の「国土強靭化」の取り組みの一環として、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が、事業継続に関する取り組みを積極的に行っている事業者を「国土強靱化貢献団体」として認証する制度です。

給食サービス業界では、初の認証取得

弊社は、病院・介護施設・福祉施設の食事提供を主に担っており、災害時などの緊急事態においても可能な限り食事提供を継続して行えるよう様々な取り組みを行ってきました。2016年の熊本地震を契機に、これまでに培ってきた経験をBCP（事業継続計画）としてまとめ、社内への周知やシミュレーション訓練、人財の育成等、企業を挙げた継続的な取り組みを行っています。また、自治体と災害時の協力協定を締結していることや、東日本大震災などの災害時にはキッチンカーを出動させて炊き出しを実施するなど、被災地支援への積極的な姿勢を評価していただき、2019年3月31日に事業継続と社会貢献の両方でレジリエンス認証を取得しました。なお弊社は、給食サービス業界において、認証取得第１号の企業となります。

BCP活動を通じて社会に貢献できる企業へ

レジリエンス認証の更新審査は2年ごとに行われ、本年3月に2回目の更新審査を無事クリアし、同月31日付で新たなレジリエンス認証・登録証が交付されました。今後の2年間においては、BCPの活動を社内全体へ今以上に深く浸透させ、あらゆる災害時・非常時においても事業を継続させつつ社会に貢献できる企業となれるよう、事業継続マネジメントを推進し、会社組織の強靭化と共に社会に貢献できる企業としての努力を重ねていく所存です。

レジリエンス認証・登録証

審査はweb形式で行われました