令和6年能登半島地震における当社の支援活動について①
この度の令和6年能登半島地震により被災された地域ならびに当社得意先の皆様へ、心よりお見舞いを申し上げます。皆様の安全と地域の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げております。
支援活動① 志賀町役場でお食事を提供しました(1月23日-25日)
富士産業グループでは、今回の地震で被害を受けた地域の一日も早い復興と、被災された皆様の生活再建の一助となるべく、会社の定めるBCP(事業継続計画)に基づく、支援活動に参画を表明いたしました。その結果、石川県より復興支援に向けた協力要請があり、1月23日(火)から29日(月)の7日間、同県羽昨郡志賀町において、避難をされている方々や近隣住民、及び復興支援活動に従事されている各自治体から派遣された応援職員様を対象に、2地域で昼食ならびに夕食の炊き出しを行うこととなりました。23日から25日の最初の3日間は、志賀町の災害対応の重要拠点でもある、志賀町役場の玄関前で、昼食の炊き出しを実施、合計1,036食をご提供いたしました。
当社独自の移動式厨房「キッチンカー」を活用
今回の食事提供には、当社独自の「キッチンカー」を活用しております。この車両はトラックの荷台部分に独立した厨房を設置し、ガスコンロやブラストチラーといった本格的な厨房機器を組み込んだ自立式の移動式厨房となっています。東日本大震災や熊本地震等にも出動した実績もあります。なお、今回の炊き出しは、該当地域で事業を担う北陸事業部(石川県金沢市)のスタッフが運営の中心となり、心身ともに温まっていただけるようにと、カレーや汁物等の献立を準備、提供させていただきました。
災害時に派遣される「キッチンカー」
出来立ての温かい食事が好評でした
おいしそうな香りが皆さんの心を和ませます
最初の3日間は合計1,036食をご提供しました
支援活動② 志賀町富来活性化センターにおける支援活動(1月26日-29日)
1月26日(金)から29日(月)の4日間は、志賀町の文化や情報の発信拠点であり、現在、避難所が設置されている富来活性化センターに移動し、文化センターに避難されている方々、近隣住民の皆様、復興支援活動に従事されている各地の自治体職員様を対象に、合計2,670食の夕食(26-28日)ならびに昼食(29日)をご提供いたしました。
ここでも「キッチンカー」が実力を発揮
こちらでの支援活動にも「キッチンカー」を使用しました。現在、当社には異なるサイズのキッチンカーが3台あり、派遣先の地理的条件や必要食数に応じて派遣車両の選択や同時派出も出来るなど、柔軟かつ適切な運用が可能な「システム」となっています。
後半は富来活性化センターでお食事を提供
キッチンカー内部の様子
屋外用の大釜も帯同
1月28日提供の夕食(メインはハヤシライス)
夕食は午後4時半より提供開始
多くの方にご利用いただきました
笑顔でお渡しします
29日の昼食もたくさんの方がお見えになりました
関連情報
志賀町ホームページ
https://www.town.shika.lg.jp/saigai.html
富来活性化センター https://www.town.shika.lg.jp/jouhou/kakuka_shisetuannai/kyouiku_bunka/togi_kasseika_center.html
移動式厨房 キッチンカーについて
http://www.fuji-i.com/move_kitchen/