日本メディカル給食協会 第15回治療食等献立・調理技術コンテストで 「厚生労働大臣賞」を受賞
8月9日に開催された、日本メディカル給食協会主催の「第15回治療食等献立・調理技術コンテスト」において、富士産業(株)は「治療食部門」に埼玉事業部所属の4名の従業員がエントリーし、最高位にあたる「厚生労働大臣賞」を受賞いたしました。
8月9日は、会場となった学校法人大阪夕陽丘学園 大阪夕陽丘学園短期大学に、第一次予選を勝ち抜いた3部門(治療食、一般食、行事食)の16社の選手が一堂に会し会場はコンテスト特有の熱気と緊張、そして高揚感に包まれていました。治療食部門のテーマは、「軽度肥満を伴う妊娠高血圧症」。当社は、チームワークと手際の良さで調理を進め、試食審査後のプレゼンもほぼ想定通りに進めることが出来ました。
表彰式ならびに祝賀会は、シェラトン都ホテル大阪で催されました。結果発表は、順に賞が読み上げられ、全員が今年こそ、最高位を受賞できたのではないか、との期待に胸を膨らませ、その瞬間を待ちました。そして「厚生労働大臣賞は富士産業株式会社」と呼ばれた瞬間、中村社長とともに一気に喜びを爆発させ、歓喜の涙をし、肩を抱き合いながら、これまでの努力と健闘を讃え合いました。壇上で表彰された埼玉事業部の4名は笑顔にあふれ、晴れがましい表情が印象的でした。また会場からは、企業の垣根を越えて心あたたまる祝福の拍手をいただきました。
コンテストに出場した選手(表彰式より)
郡司眉佳(わかばの丘)高花栞鈴(三戸里園)
西澤鎮加(飯能老年病センター)斎藤千恵(ノイエシュテルン)
治療食の部
厚生労働大臣賞 受賞作品
コンテストのテーマ:軽度肥満を伴う妊娠高血圧症
【朝食】
朝から幸せふわふわパンケーキ
レーズン入りキャロットラペ
シャリっと食感さつま芋サラダ
~パリパリチップスを添えて~
たっぷり茸のコンソメスープ
ブルーベリーソースのヨーグルト
【昼食】
喉ごしつるっとさっぱり素麺
梅香る鱈の青じそジュレ寄せ
コロコロかぼちゃコロッケ
桜エビと生姜の俵にぎり
もっちもち白玉ずんだ餡
【夕食】
つぶつぶコーンピラフ
チキンのロティ
ソース小松菜ジェノベーゼ風 ~グリル野菜を添えて~
ごろっと野菜のミネストローネ
花咲く紅茶ゼリー
治療食等献立・調理技術コンテストについて
日本メディカル給食協会に加盟の企業のうち、コンテストにエントリーした企業で競い合う隔年で開催されるコンテスト。コンテストの目的として、病院等の食の提供に関し、食に対する評価や要望に応じるため、治療食、介護食の献立作成、調理技術及び下処理から盛り付けに至るすべての調理工程についての審査並びに試食を含めたコンテストを実施し、高度な調理技術の開発、食の資質の向上を行い、入院・入所者に、より良い治療食・介護食を提供することにより、国民医療・高齢者の福祉の向上に寄与することとしている。